乗船できる船の種類と資格

船の重量や移動距離が変化

船

海の上を船で運転するなら、車と同じで免許が必要です。
それが船舶免許と呼ばれる国家資格で、正式に国に認められた資格の一つです。
別名でボート免許とも言われますが、小型の船から大型のクルーザーまで、幅広い乗り物の免許が取得可能です。
まず、一番グレードが低い船舶免許の資格には、湖などの小さな水上を運転するものがあります。
趣味で釣りをする人が取得するのに適した免許で、小型のボートを自由に操縦できるようになります。
港や湾岸の近くも許可されており、趣味の範囲なら十分なレベルです。
次に、特殊とよく略されている特殊小型の船を操縦する船舶免許の資格があります。
これは、ギャンブルのオートレースやマリンスポーツを想像すると分かりやすいでしょう。
水上をバイクのように一人乗りで移動する水上オートバイを操作可能になります。
ただし、陸からあまり距離を離れる事ができず、外出できる範囲が法律で定められています。
そして、試験を受ける人の多い2級免許は、特に人気があります。
定められた重量以内なら、どのような船でも運転できるようになる資格です。
ただし、1級に比べて遠くまで行けないのが難点となります。
1級に関しては、陸地から地平線のどこまででも走行可能です。
漁業の道を目指す人や、海の旅を自由に楽しみたいと言う人に向いています。
船舶免許はこのように、種類と階級によって乗船できる船や移動できる範囲が決められています。
この範囲は法の改正によって変化する場合もあるので、毎年チェックしておいて下さい。

豊富な資格の種類と内容

船内

船舶免許と言えば、船の操縦士をイメージするのが一般的です。
しかし、世の中には船や海に関わる様々な船舶免許が存在します。
通常の資格に比べて、多様性に富んでいるのが特徴の一つです。
自分の得意な事や好きな分野で活躍したいなら、相性の良い資格を選びましょう。
地図に関心があり、作図が得意な方は海技士が向いています。
昔の海賊船でも必須とされていた、航海士がこれに当たります。
船長にも必須の資格とされており、船の危機回避能力や天候の変化を読む力が求められます。
現代では特に、レーダーや計測器が船に搭載されているため、これらの精密機械を駆使する技術も必要です。
ちなみに、機器の操作が得意な方向けに、通信専門の資格も用意されています。
変わったところでは、船内の荷物を運搬・管理する船舶免許もあります。
船と言えば漁業以外にも、荷物を大量に輸送するためにも使われています。
重たい荷物を大量に運ぶ事も多いため、荷物を乗せたり運ぶ作業は簡単ではありません。
クレーンなどの専用の重機を操縦し、正しく安全に荷物を移動させる技術が求められます。
非常に専門的な分野なので需要が一定数あり、仕事の即戦力になりやすい船舶免許とも言えます。
船舶免許には船を運転するだけでなく、その周囲の管理や機器を扱う技術を重要視した資格がたくさんあります。
今までの経験が活かせる場合もあるので、メジャーな免許を取得するだけでなく、他の資格にも目を向けてみて下さい。

実技試験免除コースもある

船

船舶免許とは、ボート免許とも呼ばれている国家資格です。
1〜5級まであり、最も上級とされている1級を取得すると、20トン未満の船舶を距離における制限なく操縦できるようになります。
2級以下は、舟の大きさ、あるいは操縦できる水域が限られてきます。
そのため自由に操縦することを希望する人の多くが、船舶免許の1級取得を目指しています。
船舶免許を取得するためには、操縦の実技試験はもちろん、学科試験も受験することになります。
その両方に合格して初めて、免許状が発行されるのです。
学科試験対策については、テキストがあれば自宅で進めることが可能ですが、実技試験対策は個人では困難です。
そのため、練習用設備が整えられているスクールなどに通う必要があります。
スクールでは、ディーゼル船などを実際に操縦することが可能となっています。
もちろん事前に船の仕組みや操縦方法における講習が行われますし、実際の操縦の際には教官が手取り足取り指導するので、安全に練習を進めていくことができます。
費用は取得する級によって異なっていますが、1級の場合は10〜15万円が相場となっています。
2級の場合は7〜10万円が相場と、1級と比べると安めに設定されています。
そしてスクールの中には、実技試験が免除になるコースを設けているところもあります。
費用が1〜2万円ほど割増となりますが、初めて訪れる試験場での受験で、実力を発揮できず不合格となるリスクを回避できます。
つまり合格しやすいということですから、このコースは船舶免許の取得を強く求めている人からは、特に人気があります。